ニンテンドーファンが遂に発見したのは、Switch 2のローンチタイトル『ウェルカムツアー』の開発元だ。これは新ハードのインタラクティブチュートリアルを兼ねたミニゲーム集で、多くのプレイヤーから「無料で提供されるべき体験」との声が上がっている。
『ウェルカムツアー』はゲーム内にクレジット表記がないが、『マリオパーティ』シリーズで知られる任天堂子会社のニンテンドーキューブ(旧NDcube)が公式サイトで開発に関与した事実を確認した。2000年設立のこの東京拠点スタジオは、ミニゲーム集の専門家として知られる。
同社の実績には評価が分かれた『Wiiパーティ』(コントローラー同梱版『Wiiプレイ』とは別作品)や不評を買ったWii Uタイトル『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』が含まれる。
近年ではSwitch向け『世界のアソビ大全51』を手掛けた後、IGNの4/10レビューで「友達を減らしかねないパーティゲーム」と酷評された『みんなで1-2-Switch!』を開発。
このスタジオは主に『マリオパーティ』シリーズで名声を築き、『マリオパーティ9』以降の作品(『マリオパーティ スーパースターズ』『スーパー マリオパーティ』など)を手掛けてきた。
7月24日発売予定のSwitch 2用『スーパー マリオパーティ ジャンボリーエディション』では、新ハードのマウスコントロールとオプションのカメラ周辺機器を紹介する。
Nintendo Switch 2 ウェルカムツアー スライドショー
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低価格ながら『ウェルカムツアー』は、マウス操作への過度な依存や「最適な体験のため」として4Kテレビ・Switch 2充電グリップ/Proコントローラー・カメラ周辺機器を要求する点が批判を浴びた。
IGNのレビューでは「仮に同梱ソフトだったとしても、『ウェルカムツアー』の出来は残念だ。単純な技術デモの寄せ集めで、意味のある達成課題に見せかけた退屈なクイズばかり」と指摘している。